WPCodeにCode Snippetsのコードを移行する

WordPressプラグイン

WPCode top image

私も愛用しているプラグイン WPCode(旧Insert Headers and Footers)にプラグイン Code Snippetsと同等かもしかするとそれ以上?の機能が追加されたようです。

従来の機能を考えたら単純に機能追加の一言では済ませられないレベルで出来る事が増えているのでまだ全てチェックしたわけではありませんが、少なくとも私の使用している範囲ではCode Snippetsから乗り換えても問題は無いと判断しました。

Code Snippetsも私の愛用プラグインですし実際いくつかのサイトでお世話になっていますが、プラグインは一つでも減らしたいのでWPCodeで一元管理する事にしようと思います。

WPCodeに移行する前に

プラグイン Code SnippetsとWPCodeで全てのコードにおいて互換性を保証するわけではありませんので、カスタマイズの内容によっては安易に移行する事はお薦めいたしません。その辺りの判断についてはあくまでも自己責任という事でお願いしますね?

WPCodeの詳細はこちらで

追加機能の詳細などはWordPressの公式サイトで確認出来ます。

バージョン2.0.0へのアップデートで機能追加と同時にプラグインの名称変更をしたっぽい?ので、当エントリーでも新しい名称のWPCode(作者名と同じ)に合わせてみました。

WPCode(旧称:Insert Headers and Footers by WPBeginner)は100万以上のウェブサイトで使用されているWordPress用の最も人気のあるコードスニペットプラグインです。(by DeepL翻訳)

とあるのでその認識で間違っていないかなと思います、たぶん。

Code Snippetsからの移行手順

WPCodeにCode Snippetsの機能が追加されたと聞いた時にすぐ移行する事を考えましたが、ダッシュボードを開いていちいちコピペするのもなぁとも思ったので念の為にメニュー項目をダメ元でチェックしてみると…

だいじょうぶマイフレンド(古)ちゃんと用意してくれてました!

さすがにワンクリックとはいきませんが、プラグイン Code Snippetsの設定を読み込んでスニペット単位で移行出来るようになっています。エクスポート > インポートでも助かるのにそれすら必要ないとかすばらすぎ。

この時点ではまだCode Snippetsは無効化しないでください。インポート元としてプルダウンメニューから選択出来なくなりますので。

ダッシュボードから Code Snippets > Tools を開きます。紛らわしいですがプラグイン Code Snippetsのメニューは Snippets だけなのでお間違いなく。

Import from Other Code Pluginsの下のプルダウンメニューから Code Snippets を選択して Import をクリック。

左側のAvailable Snippetsに表示されたリストから移行したいスニペットをクリックで選択していきます、全て移行する場合は Select All をクリックで。右側のSnippets to Importに移行対象となるスニペットが表示されるのでOKなら Import をクリックします。

イマイチわかりにくいメッセージですが successfully とあれば大丈夫でしょう。幸いエラーが出るようなケースにはまだ当たっていないので、もしエラーが出ても対応方法はわかりかねますけど。

ダッシュボードから Code Snippets を開いてスニペットが正しく移行されたか確認します。

あとはCode Snippetsをプラグインごと、またはスニペット単位で無効化してからWPCodeに移行したスニペットを有効化して移行前と同様に機能しているか確認します。

Code Snippetsはスニペット名のすぐ左、WPCodeは右端にあるトグルボタンでスニペットの有効化 / 無効化が切り替わります。

以上でCode SnippetsからWPCodeへの移行は完了です。

WPCodeで更に色々と出来るように

私の場合WPCodeとCode Snippetsは併用する事が多かったので今回の機能追加によってプラグインを一本化出来たのは非常にありがたかったです。

当エントリーでは取り急ぎCode SnippetsからWPCodeにスニペットを移行する手順だけ紹介しましたが、WPCodeのライブラリにはWordPressのデフォルト機能を個別に無効化するコードなど色々なサンプルが用意されています。中にはSEOやセキュリティ系のプラグインと機能がバッティングするものもあるので注意が必要ですが、なかなか使えそうなものもありそうなので機会があればそちらも紹介出来たらと思います。