[WordPressの使い方] まずは基本設定からはじめよう
WordPressをインストールしてみたものの一体何から手を付ければよいやら…というのはWordPressを始めたばかりの頃に誰もが一度は経験する事でしょう、もちろん私も例外では無くそうでした。
そこで、まず最初にWordPressの操作に慣れるという意味でも、ダッシュボードから基本設定をイジってみる事をオススメします。ただし、気をつけなければいけないのはWordPressの設定はいつでも好きな時に変更出来ますが、中には変更するタイミングによって思わぬ影響が出てしまう項目もありますので、当エントリーではその辺りについても併せて書いてみたいと思います。
WordPressの使い方 まずは設定から
まずはWordPressの基本設定から
インストール直後の初期状態のままでもWordPressは問題なく動作しますが、それぞれの項目が持つ意味や役割を考えるとやはり適切な設定にしておいた方がよさそうな部分がありますので、主にそういった部分のみピックアップして紹介します。
WordPressの設定
WordPressの設定は以下のメニューに分かれています。
- 一般
- 投稿設定
- 表示設定
- ディスカッション
- メディア
- パーマリンク設定
当エントリーで触れない項目に関してはあえて変更する必要が無い、もしくは変更しない方がいい項目になりますので、ある程度WordPressについて知識と経験がついてきた頃にあらためて見直していただければと思います。
一般設定
主にサイト名とその概要、及び使用言語や日付・時間などの設定になります。
サイトのタイトル
一般的にサイトのタイトルは取り扱うテーマをキーワードとして含めた方が、どんなサイトかわかりやすいので良いと言われています。ですが、当サイトの場合は一つのテーマに特化した内容では無い事や、自分のサイトなんだから名前くらいは好きにしたいという事もあって今のサイト名に落ち着きました。
サイトのタイトル自体はSEO的にさほど重要では無いという話もあるようですし、どうしてもつけたい名前があるならそれほど気にしなくてもいいかな?とも思います。それよりも自分にとって長い付き合いになるサイトならば、思い入れのある名前をつけて大切に育てていく方がモチベーションの維持にも繋がるのではないでしょうか。
キャッチフレーズ
なるべく少ない文字数、と言ってもあまり短すぎるのも問題ですが、それなりの長さで的確にサイトの内容を表現する事が重要なポイントです。当サイトの場合、サイトのタイトルはSEO的な要素を華麗にスルーしてしまったので、キャッチフレーズにはちゃんとそれっぽいキーワードを含めて考えてみました。
文字数的には検索エンジンに登録される文字数が32文字だとか、視認性を考慮すると25文字前後がいいという話があるので、だいたいその辺りに収まりそうな長さが望ましいです。
上記以外の項目
WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)はヘタにイジらない方がいいです。最悪の場合、WordPressが表示されなくなりますからね…これは脅しじゃなくてマジな話ですんでホント要注意ですお願いしますよ?
それ以外の項目はデフォルトのままでも特に問題ありませんが、日時と曜日のフォーマットに関してはちょっと気になるので以下のように設定しています。
いたって普通の設定ではありますが、一応ね?
投稿設定
投稿の初期カテゴリーとメールによる投稿の設定、投稿を公開した時の更新通知サービスの設定になります。私としては特に重要視するポイントは無いので全てデフォルトのままで利用しています。
更新情報サービスについて
これはいわゆるPing送信先と呼ばれるものですが、現在では必要無いと判断したので私は利用していません。Pingのムダ打ちはSEO的にマイナスになりますし、むしろ1秒でも早くGoogleにインデックスされる事に注力する方がよほど有意義なように思います。
尚、別の機会にあらためて紹介する予定ですが、WordPressはちょっとした誤字の修正程度でもPingを飛ばしちゃう困ったところがあるので、WordPress Ping Optimizerというプラグインを導入して送信するべき時のみPingを送信してくれるよう設定する事をオススメします。
表示設定
WordPressのトップページを記事一覧から固定ページに変更したり、まだ公開したくない作成中のサイトを検索エンジンにインデックスさせないように設定する事などが可能です。
1ページに表示する最大投稿数について
記事一覧に表示する件数もここで設定する事が出来ます。一覧表示の形式がグリッドタイプのテーマを利用しているとついサムネイルをつらつらと並べたくなりますが、調子に乗って件数を増やし過ぎるとその分だけ表示も重くなるのでほどほどにしておきましょうね?
また、レスポンシブ対応のテーマでデバイスによってカラム数が変わる場合は、各カラムの最小公倍数に設定しておくのが理想的です。例えばPCでは3列、スマホでは2列になる場合は、記事の表示件数は6や12のように6の倍数にしておくと、どちらの場合もきれいに収まります。
ディスカッション設定
コメントやトラックバック・ピンバックに関する設定になります。
最低限のスパム対策です
コメント送信に必要な情報や条件などの設定、コメント欄そのものを非表示にする事も可能です。コメントをノーチェックで送信させると頻繁にスパムが来るようになりますし、俗に言う荒らしの被害に遭う可能性も高くなるので、ここである程度は設定しておく事といいでしょう。
とは言え、スパムやセキュリティに関してはこれだけでは全く足りませんので、あとはプラグインで対策する事になりますが、それもまた別の機会にという事で。
メディア設定
画像サイズ(サムネイル・中・大)の設定と、アップロードした画像を年月ベースでフォルダ分けするかの設定になります。
画像サイズはテーマに合わせる
画像サイズは表示の高速化に繋がる重要な要素で、GTmetrixなどでサイトの表示速度を計測したりするようになると気になってくる部分ではないかと思います。しかし、最適な画像サイズというのはテーマによって変わってくるので、この数値にしておけばOKという値を提示するのは難しいところです。
尚、テーマを変更した場合はForce Regenerate Thumbnailsというプラグインを利用して、サムネイルを一括で再作成すると便利です、というか必須かも?
パーマリンク設定
パーマリンクのベース(いわゆる命名規則的な感じ)を設定します。
パーマリンクの設定について
パーマリンクは各記事のURLを構成する部分になるのでかなり重要と言いますか、変更した場合に最も影響が出てしまう要注意な項目だったりします。私はあまり深く考えないで失敗した事が以前あったので、ここだけはサイトを作成する前にしっかりと考えて設定しておく事にしています。
とりあえず私が重視するのはこんなところでしょうか。
- 基本や数字ベースだと記事の内容がわからない
- カテゴリーやタグをベースにすると、変更した際にURLが変わってしまう(Googleのインデックスに反映されるのに時間がかかるので404になる可能性が…リダイレクトで対策は出来ますけど)
- 一意(ユニーク)なURLになるようにしたい
そんなわけで、私の場合はここを投稿名に設定して、投稿のパーマリンクにはエントリーのタイトルをそれっぽく英語にしたキーワードを手入力するようにしています。これならカテゴリーやタグを変更しても記事のURLは変わらないので被害を最小限に抑えられます。
WordPressの基本設定編でした
ある程度WordPressのサイトを運用してみないとピンとこない部分もあるかと思いますが、私は自分の経験から最初に基本設定をきっちりしておいて、その後はむやみにイジらないという方針にしています。それでも「ここは○○にしておけばよかった…」と思う事は次から次へと出て来るんですけどね?
尚、当エントリーではざっくりとした説明のみとさせていただきましたが、私の中で「とりあえずこうしておけばOK!」的な設定がわかってきたら、あらためて基本設定のサンプルとして公開してみたいと思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません