mixhostのcPanelからMySQLデータベースを新規作成してみよう!
レンタルサーバーでCMSを運用するにはMySQLというデータベースが必要になる事が多いですが、最近では管理画面からWordPressのようなCMSを簡単な手順でインストール出来るサーバーが増えてきたので、データベースの存在を全く意識しなくても何とかなってしまう場合がほとんどです。
しかし、簡単インストールに対応していないCMSを利用したい場合は自分でデータベースを作成するところから始めなければなりません。そんな時の為に当エントリーではmixhostのcPanelからMySQLデータベースを新規に作成する方法について書いてみたいと思います。
MySQLデータベースウィザードで簡単作成
MySQLデータベースの新規追加や変更などの管理は、マイページからのショートカットかcPanelのデータベース > MySQLデータベースから行なえますが、当エントリーではMySQLデータベースウィザードを利用して作成する事にします。
このMySQLデータベースウィザードを利用して行う作業は
- 新しいデータベースの作成
- 新しいユーザーの追加
- ユーザーをデータベースに追加
の3つのステップによって構成されます。
作業の内容的にはMySQLデータベースの画面から個別に実行出来る3つの作業を単に繋げてやっているだけですが、何れもデータベースの作成にあたって必要な作業なので、それぞれ単独でやるよりもウィザードを使って一気に関連付けてやってしまう方が確実です。
新しいデータベースの作成
自分の運営するサイトの中で命名規則を作成し、そのルールに従って管理するのが理想的ではありますが、自分が見て何のデータベースか判別出来るような名前なら何でもOKでしょう。
入力が済んだら
をクリックします。文字コードの設定について
データベースの作成時には文字コードを設定するのが一般的かと思いますが、ここではその項目自体が見当たりません。おかしいなぁ…と思いつつ、実際に当エントリーに書いた手順で作成して利用中のデータベースをphpMyAdminで確認してみましたが、一応文字コードはUTF-8になってるっぽいです。
それでも何だかもやもやするのでどこかにバシっと書いてないかな?と思ったら、しっかりmixhostヘルプセンターのマニュアルにあるじゃないですか。もー、あるならあるって早く言って下さいYO!(言いがかり)
ありがとうございます、これでスッキリしました…スッキリしたところでCM入ります。
だからmixhostさん、バナーがまだ直ってないってば…月額は880円~になってるけど、ディスク容量は10GBじゃないでしょおぉ…
新しいユーザーの追加
本当はセキュリティ的な事まで考えた場合、ユーザー名とデータベース名が同じというのは問題ありなのかもしれませんが、WordPressを自動インストールした時も普通にそうなってるのでまぁ同じでいいか…という感じです。
パスワードに関しては出来るだけ最強に強めた方がいいでしょう。アルファベット・記号・数字を全て含めて、それなりの長さにすると結構簡単に強度を100にする事が出来ます。
入力が済んだら
をクリックします。ユーザーをデータベースに追加
個別に設定する場合はユーザーとデータベースをそれぞれプルダウンメニューから選択する形になりますが、ウィザードだとここまでの流れで作成したユーザーとデータベースが自動的にセットされるのでその分だけ楽です。
なので、ここで設定するのはユーザーに与える権限だけですが、CMSのインストール用に自分で使用する場合などは「すべての権限」にチェックで良いように思います。
入力が済んだら
をクリックします。MySQLデータベースが作成出来ました
以上でMySQLデータベースウィザードは終了です。
mixhostのデータベースはMariaDBです
今更こんな事を言うのも何ですが、先ほどリンクを貼ったmixhostヘルプセンターのマニュアルにもこう記載してあるように
mixhostでは、MySQLと互換性を持った新時代のスタンダードデータベースであるMariaDBを採用しています。
mixhostで使用しているデータベースはMySQLから派生したMariaDBです。
CMSインストール時に入力する為の項目
MySQLデータベースの作成時に設定したデータベース名・ユーザー名・パスワードの3つの項目をメモ帳なりテキストエディタなりにコピペして、いつでも参照出来るよう保存しておきましょう。
- データベース名
- cPanelのID(英字8桁)_設定したデータベース名
- ユーザー名
- cPanelのID(英字8桁)_設定したユーザー名
- パスワード
- 設定したパスワード
簡単インストール非対応のCMSもこれで大丈夫
最近のCMSには大抵インストーラが付属しているので、CMSに必要なファイルをアップロードした後は指定されたファイルを開いて必要な項目を埋めていくだけという、ほぼ簡単インストールと変わらない機能を持ったものも少なくありません。
もし、そういったCMSのインストールにチャレンジしてみよう!という時に当エントリーがお役に立てば幸いです。
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