電子媒体に使える白舟書体のWeb認印が便利すぎる件

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白舟書体 Web認印 トップイメージ

公的な文書には使用出来ないと言うより使うべきではありませんが、WordやExcelなどのドキュメント類に印鑑が欲しい時ってありますよね。

もちろん文書を印刷してから普通に捺印すれば済む話ですが、電子媒体でやり取りしたいという場合は当エントリーで紹介するWeb認印が非常に便利です。

白舟書体のWeb認印

初めて見た時に「まんまシャチハタの印鑑みたいだな」と思いましたが

白舟書体は1999年よりシヤチハタ株式会社に書体提供しています

みたい、じゃなくてそのものだったようです…どうも失礼しました。

という事で、作成したWeb認印を貼り付けた文書を印刷すると、普通に本物の印鑑に見えてしまうので決して悪用はしないで下さいね?

Web認印の注意事項

作成方法に入る前にいくつか注意事項を。

作成出来ない名字もある

登録されたデータを元に作成しているので実在しない、またはデータに無い名字は作成する事が出来ません。と言っても作成出来ない名字を探す方が難しいくらいなので、よほど字数が多いか珍しい名字でない限り大丈夫ではないかと思います。

PNG・PDF形式で作成されます

画像のフォーマットは選択出来ませんが、PNGとPDFの2種類の形式で作成されます。

PNG形式の画像を透過させたい場合は、こちらのエントリーで紹介している無料オンラインツールを利用すると簡単に出来ますのでご参考までにどうぞ。

商用利用禁止です

Web認印のページから引用しますと

個人使用・企業内での使用はOKですが、商業使用(実際の印章の版下にして使用するような行為)は禁止します。

という事ですので、その点はご注意下さい。

Web認印の作成方法

作成方法は非常に簡単で、以下の4つの項目を設定して作成ボタンを押すだけです。

  • 名字
  • 書体
  • 大きさ(直径)

基本的には名字を入力すればあとはデフォルト(初期設定)のままでも作成出来ますが、さらっと簡単に各項目について補足してみます。

名字
注意事項のところでも挙げましたが、実在しない名字やデータに無い名字は作成出来ません。
書体
古印体と印相体の2種類から選択します。
大きさ(直径)
10.5mm・12.0mm・13.5mmの3種類から選択します。
朱・赤・紅の3種類から選択します。

書体・大きさ・色に関しては左側にサンプルが並んでいるので、それを参考にしながら選択するといいでしょう。

作成した認印のダウンロード

使用しているブラウザやアドオンによって挙動が変わってきますが、作成ボタンを押すと別ウィンドウで画像認印とPDF認印のページが2つ同時に開きます。

ポップアップがブロックされた場合は、ブラウザの操作方法に従ってブロックを解除するか違うブラウザで試してみて下さい。

画像認印のダウンロード

作成された認印画像の上で右クリック > 名前を付けて画像を保存で保存出来ます。

PDF認印のダウンロード

作成された認印画像の上で右クリック > 名前を付けて(ページを)保存、またはPDFページ右上のダウンロードボタンから保存出来ます。

ひともじ雅印・Web風雅印もあります

Web認印以外にも、ひともじ雅印(がいん)・Web風雅印(ふうがいん)というサービスもあるのでそちらもチェックしてみるとよろしいかと思います。

参考白舟書体 伝統的書体から遊び心溢れるデザイン筆文字のフォントまで

私も利用させていただいてます

誰でもブラウザ上で簡単に作成出来てしまうので間違い無く本人が押したという証明にはなりませんが、用途によっては十分その役割を果たしてくれるので巧く活用したいものです。

私も領収書を作成する際に利用させていただいてます。

領収書を印刷&捺印してポストに投函するという面倒なプロセスが一切不要で、メールやLINEからサクっと送ってしまえるので出不精な私としては大変重宝しています。