[無料CMS] Drupal 8の日本語化手順

cPanelからWordPressと同様の手順で簡単にインストール出来るDrupalですが、残念ながらWordPressやJoomlaと違って最初から日本語の翻訳を適用した形でのインストールには対応していません。
ただでさえよくわからないのにインターフェースがまるっと英語だと本当に何が何やら…という事でCMSのシェアを考えるとあまり需要は無いかもしれませんが、当エントリーではDrupal 8を日本語化する手順を紹介したいと思います。
Drupal 8の日本語化手順
それでは既にDrupalのインストールまで済んでいるという前提で日本語化の作業を進めていきたいと思います。尚、Drupalは現時点での最新バージョン 8.7.4を使用しています。
まずはメニューから
をクリック。画面の一番下までスクロールして、MULTILINGUALの中からInterface TranslationとLanguageの2項目にチェックを入れて
をクリック。これでインターフェースの言語を変更出来るようになりました。
次はメニューから
をクリック。REGIONAL AND LANGUAGEから
をクリック。をクリック。
Language nameのプルダウンメニューからJを押すと一気にそこまで飛んでくれるはずです。
を選択して をクリックしますが、その下の と間違えないよう注意して下さいね?ちなみにプルダウンメニューを開いた状態でキーボードの日本語の翻訳ファイルをインストール中です。
こんな感じの画面になっていれば日本語ファイルのインストールは成功したと思っていいでしょう。
後はJapaneseの行にあるDEFAULTのラジオボタンをオンにして
をクリック。変更が保存された時点でインターフェースが日本語化されます。
Englishが英語になってるのになんでJapaneseがそのまんまなのかはあえてツッコまない事にしておきましょうか…
その他の基本的な設定
メニューの環境設定(英語ではConfigurationだったところ)をクリックして、地域と言語から
をクリックします。デフォルトの国が「なし」、デフォルトのタイムゾーンが未設定の状態なので、それぞれプルダウンメニューから「日本」と「TOKYO」に設定して
をクリック。後は日付・時間のフォーマットや、それ以外にも気になる項目があれば任意で設定していただければよろしいかと思います。
URLに"ja"を含んでしまう問題
これは余談になりますが、この状態からしばらくなんだかんだとイジっている内に、ふとURLに日本語を表す"ja"が含まれている事に気が付きました。
例えばこんな感じで
- ホーム
- https://demo.unlimitedchaos.net/drupal/ja
- 基本ページの例
- https://demo.unlimitedchaos.net/drupal/ja/sample-page
マルチリンガルなサイトならともかく日本語でしか利用する予定はありませんしねぇ…
別にこれがついているからと言って特に何か不都合があるわけでは無いですが、ちょっと気になるので何とかしてこれを消せないものかとあれこれ試してみたところ、元々インストールされていた英語を削除する事でURLから"ja"を消す事に成功しました。
念を押されるとちと不安になってきますが、最悪また後で追加すれば済む話なのでノープロブレムでしょう、たぶん。
とりあえずこれでURLから"ja"が消えますので、私と同じように微妙に気になってしまう方はよろしければお試し下さい。
ただし、私もまだDrupalに関してはさっぱりわからない事だらけで、記事や基本ページをいくつか作成した程度にしか触っていませんので、これによって何か不都合な点など出てきましたらお手数ですがコメントなり連絡をいただけると助かります。
Drupal 8の日本語化手順でした
それにしてもDrupalは本当に情報が少ないですねぇ…海外ではそれなりにシェアがあるという話ですが日本ではそこまで一般的には利用されてないという事なんでしょうか。確かに私としてもWordPressほどのとっつきやすさは無いように思いますけど。
最後に大事な事を忘れてましたが、インストールした環境によっては管理画面にワーニングが1つ表示されているかもしれません。この件に関しては後日あらためて対応方法についてエントリーを書く予定ですのでしばしお待ちいただきたいという事で。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません